いよいよ手に入れた3Dプリンタ。
変換コネクタを購入して、テストプリント用に保存されているデータを出力してみると、なんと一発完成!
これまでに3Dプリンタ関連の動画をたくさん見て予習していた成果が発揮されました!
A4用紙一枚を使って調整する「レベリング」がしっかりできていたのだと思います。
そしてその記念すべき印刷物第一号がこちら!
エクストルーダー(フィラメントを送り出すためのユニット)の軸先端に取り付けて、手動で軸を回しやすくするためのナット(ハンドル?)のようです。
取り付けてみたけど、正直、使えていません。
穴径の調整が必要なのか、軸に対して大きめにできているのか、強く回すと空回りしてしまいます。
引っかかるような形状にはできているんですけどね。
なので、現在はエクストルーダーが動いているかどうかを判断しやすくするための飾りとして機能しています。
これが案外、役に立っているように感じています。
「Automatic load」フィラメント送り込み
「Automatic unload」フィラメント巻き戻し
これらの動作を指示したとき、しばらくはノズルを昇温することで時間がかかり、いつエクストルーダーが動き出すのかわかりません。
そんな時、この部品が動き出すと「お、始まった!」って感じです。
それだけですが(笑)
一つ印刷できたなら、次は何を印刷していくか、ここから楽しくなっていきますね。
あらためてこの3Dプリンタというアイテムの凄さを感じているところです。
こんな部品製作が個人で、しかも数時間でできるんですもんね。
この真価を発揮するために、はやく3DCAD(私はフリーソフトのFREECAD)を使いこなせるようにならないといけないですね。
やりたいことがある幸せ。感謝です。
--- ひとこと機械用語 ---
「ローダー」
メイン作業をする装置に対して、ワークを供給する装置。
メイン装置が短い時間で仕事を終えるなら、それにワークを供給するローダーの速度はメイン装置を上回ることが大前提。
場合によってはメイン装置よりもローダーの方が大きい事も少なくない。
装置試運転の現場…
「このメイン装置が稼働したら、いつか絶対「ローダー作れ」って話が来るよね」
「今は僕がローダーです」