3Dプリンタではフィラメントと呼ばれる材料を買って部品を印刷します。
フィラメントには色が付いているので、
自分が作りたい色のフィラメントを買い揃える必要があります。
これまで、私の主力となってくれていたフィラメント達はこちらです。
糸を巻いているのが原料のフィラメント。
そして手前に置いているのが「3DBenchy」という船の模型です。
3Dプリンタは印刷の条件出しがなかなか大変で、
いい条件を見つける、確認する時にこの「3DBenchy」を印刷します。
このモデルデータはネットで簡単に入手できます。
「3DBenchy」を印刷する理由は次のようなものです。
①あまり大きくない模型なので、印刷に時間がかかりすぎない。
②3Dプリンタとして印刷が難しい複雑な形状が随所に入っている。
③各所に分かりやすい寸法が使われていて、仕上がり寸法の確認になる。
(10mm幅、直径〇mm、など)
このBenchy君を印刷して、
仕上がりが良ければ、いい条件が見つけられた!という事です。
そして今夜、新しいフィラメントを仕入れたので、
さっそく「3DBenchy」を印刷してみました。
それがこちらです。
これは、「武蔵工業」というメーカーのフィラメントで、
色は「クリア」です。半透明です。キラキラです。5000円です。
フィラメント界隈では、そこそこの値段です。
フィラメントのなかで「クリア」は取扱数が少ないようですし、
そのなかでも、クリアを作れる武蔵工業はすごいのかもしれないですね。
高いのも仕方ない。
欲しかったから、金額に怯まず買った事も仕方ない。
それにしても、フィラメントの質がいいのか、
条件を変えることなく1発でBenchy君が印刷できました。
(新しいフィラメントで印刷を失敗するのは日常茶飯事です)
実物の半透明感はたまらないです。
クリアのBenchy君も仲間入りして、こんな感じになりました。
クリアでキラキラして仕上がりも綺麗なこのBenchy君、ずっと見ていられる。
買って良かった。次はこのクリアで何作ろうかなー。
こんなん考えてたら、いい夢見れそう。
・・・。
んー。眠れなさそう。
注)昨日、130円のニンジンで3分悩んでいた単身生活者と同一人物です
注)生活と趣味では金銭の判断基準に多少の差があります