今日は3Dプリンターがメインです。
この1~2週間、
作りたいと思ってぼんやりイメージしていたものがありました。
2ヶ月ほど前に家族からもらった応援物資、
その中でも、塩と胡椒の使用頻度が抜群に高いです。
調味料選抜を勝ち抜いたこの二つには、
特別な入れ物を用意したいと思います。
さっそく設計開始です。
まずは、入れたい物の寸法取り。
寸法取りが終わったら、調味料ケースを作図していきます。
設計ミスを減らすために、ざっくり外観で調味料自体も図面化します。
箱モノを一つの部品として設計すると、積層の方向で割れやすさがあります。
自分なりの経験で、面ごとに部品化して、
組み合わせて箱にすることで強度をもたせる方式に落ち着きました。
さらに、ボルトを使わずに箱を作るため、
パチパチはめこむ作り方もたくさん試してきました。
今回作図した調味料ケースがこちらです。
3Dプリンターで出力するためにデータ変換すると、こうなります。
印刷時間は約6時間。
実際に印刷されると、こうなります。
設計ミスで組み立てられない可能性も考えていましたが、
今回は一発でかたちに出来ました。
設置個所はこんな感じです。
ケースができたので、
特別待遇の塩と胡椒はケースにお引越しです。
近くで見るとこんな感じです。
設計した通りの見た目になっている感じではないでしょうか。
設計あるある、というのか、
こんな数点の組み合わせでも、
一発で出来上がるって、すごいことだと思ってしまうのです。
はまるつもりで、はまらない、とか。
収まるつもりだったのに、何かにぶつかる、とか。
技術が低いだけ、と言われてしまえばそれまでのことですが。
今回は、
「あれ?ここ入らない?いや、寸法的には入るはず・・・」
なんて状況になって。
指が赤くなるほど無理矢理押し込んで。
でも、無理矢理だろうが、部品を作り直さずにかたちになったんです。
80点でも90点でもありません。
迷うことなく100点満点です。
この自己満足も、設計あるあるです。