今日はまた3Dプリントのお話。
先週末、数年ぶりにめがねを買いました。
仕事で傷だらけになり、洗ってもあまり綺麗にならなくなっていたので。
新しいめがねを買っても、それまで使っていためがねを捨てるわけにはいきません。
仕事用として割り切り、その身が砕けるまで活躍してもらいます。
そうなると、私がめがねをしていない時間には、
めがね2本分の置き場所が必要になります。
毎日テーブルの上に投げていましたが、
もう少しどうにかならないものかと思い、
めがねスタンドを考えることにしました。
ゼロから発想するのは難しいので、
まずはネットで、どんなスタンドがあるのか画像を検索してみました。
いくつか置き方のパターンがあることを知り、
今回は縦に引っかけるパターンで検討することにしました。
タブレットにプリインストールされていたメモ帳アプリを使って、
指で構想のスケッチを書き出してみます。
自分のイメージを大雑把に書き出して、
お互いの間隔などの主要寸法を入れたら、
あとは設計しながら詳細を決めていきます。
構想している間に、めがね&時計スタンドに仕様変更されていました。
フリーソフトのFreeCadで具体化しためがねスタンドがこちらです。
アピールしたいこだわりポイントがこちらです。
ここまで、構想スケッチからCADでの詳細設計に1.5時間程度。
なかなかいいペースで書けたと思ったんですが、
3Dプリンターで出力するためのデータ変換を始めて、
設計ミスに気づきました。
私が持っている3Dプリンターは220mmまでしか製作できないのですが、
この部品サイズがぴったり220mm。
製作可能サイズという制約をすっかり忘れてました。
仕様上は製作可能となっていますが、
プリントを失敗するリスクが高いので設計変更します。
大きさを205mmに変更して、今度こそ3Dプリンターで出力します。
出来上がった部品がこちらです。
これがイメージ通りパチっとはまってくれて、もう最高です。
めがねが掛かるかどうかとか関係なくなりそうなくらい満足しました。
でも一応、本来の目的を果たせるのか、
一式を掛けてみます。
なかなか悪くない。
この写真を撮ってるときはめがねを外してるから、あんまり分からないけど。
左の時計は、妻と色違いのペアで買ったものです。
この先、単身生活が終わって自宅に帰ったら、
ペア時計2本専用の時計スタンドを製作したいですね。
ところで、めがねスタンドの形状を考えて、
製作が済んだ今、次に考えなくてはいけないのは、
作ったこれ(W205×D80×H200)をどこに置くのか。
作る事にめいっぱいで、作った後の事を全然考えてなかった。
そんなもんです。
だって、いつも通り、スタンドが欲しかったわけじゃなくて、
なにか作りたかっただけだから。