とーやぎけんの作るぞメモ

DIYの記録に使っていきます

自作スマホスタンド第三世代

3Dプリンターを買って、

わりと序盤で製作したのがスマホスタンドでした。

 

最初は、ネット上でダウンロードできる、

誰かが設計したスマホスタンドを出力して喜んで、

次にそれを真似て自分のスマホサイズに合ったスタンドを設計しました。

 

それが自作スマホスタンドの第一世代。

3Dプリンターでの作り方がまだあまりピンとこないなかで、

一つのブロックとしてスタンドの塊を設計しました。

 

 

そこからいくつか小物を作りながら、

薄い部品を組み合わせて形にすることで、

材料を少なく済ませて、

そのなかで強度をもたせることを覚えていきました。

 

そんな頃に仕事内容が変わっていって、

月の半分以上をホテルで過ごすようになったりして、

携帯しやすいスマホスタンドを考えるようになりました。

 

そして作った第二世代のスマホスタンドがこちらです。

 

分離モードがこちら

移動モードがこちら

バトルモードがこちら

結構お気に入りで、かれこれ1年くらい使ってます。

百均にいい感じのやつが売ってることには気づかないふりを通してます。

 

ただ、せっかく3mm厚で薄く作ったのに、

移動モードの時は部品を直角に組み合わせているので、

最大20mmの厚みが出てしまっています。

 

そんな折、クリアフィラメントを手に入れて、

何か作りたくてうずうずしている状況。

このタイミングで更新しましょう。

 

 

ただむやみに新規設計するというのは難しいので、

自作第三世代に取り組むうえで、

自分なりに設計欲を盛り上げる条件を考えてみました。

 

1.移動モードでも厚み3mmでバラけない構造

2.一般的なカードサイズ

 

 

今回は構想にかなり時間を使いました。

片道10分の徒歩通勤の時間だったり。

昨日の夜、飲みながら考えたり。

 

とりあえずメモ帳に構想を書きなぐってみるけど、

自分で課した寸法の制限がきついです。

 

どう作るかまとまらないメモ

いや、そもそも、飲んだ後にちゃんとイメージがまとまるわけがないです。

一旦諦めて、翌日の自分に託すことにしました。

 

そして今朝。

なんかできそうな、できなさそうなもやもやで、

5時過ぎからパソコンに向かってました。

 

どうにかカードサイズに収める設計は出来そうだけど、

ただ平面的なパズルで作っても持ち上げたらバラけてしまうので、

厚み3mmのなかでバラけない方法がまとまりません。

 

気分を変えてジョギングしながら考えることにしました。

最近、週一で5キロくらい走れているので、

約30分のあいだに何か思いつくかもしれない。

 

 

これで本当に考えがまとまって、(息切れて心臓ばくばくだけど)

帰宅して朝風呂、完全リフレッシュで再開しました。

 

今回の出来上がりがこちらです。

見せられる「一般的なカード」って少ないですね

54mm×85mmに収めました。

移動モードでこの形です。

 

バトルモードはこうなります。

 

中間部品の点対称形状が気持ちいい

 

これがバトルモードだ

ケース無し状態は滑りやすいので非推奨です

 

3mm厚のなかでバラけない形状を考えて、

今回実行したのはこんな感じです。

 

1.2mm厚の鍔をそれぞれの部品に設けました

伝わりにくいと思いますが、

上下方向には外れない引っかかりを作っています。

 

 

こうして書きましたが、設計ができても、

作ってみるとうまくいかないことはよくあります。

 

自分なりのOKが出せるまでに、

実際は2回作り直しています。

 

その推移がこんな感じです。

簡単に作り直せるのが3Dプリンターの利点

 

作り直しも含めて、

自分が納得いく形に出来上がったことが大事。

 

そして、やりたかったことがこれです。

出張必須の携帯セット

かなりお気に入りの、無印良品バッグインバッグです。

この小さめポケットにスムーズに差し込んで携帯する。

 

生活水準が、・・・じゃなくて、出張水準が劇的に上がります。

 

 

出来上がりを眺めて余韻に浸る時間。

 

また、焼酎のアテを作ってしまった。

 

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