今回は3Dプリンターのお話です。
出張に行くと、娘たちからはビジネスホテルの間取りを聞かれます。
そして写真やテレビ電話で、家族向けの部屋紹介が始まります。
いま住んでいるレオパレスも、
最初の頃に写真で説明したとは思いますが、
どれほど狭い部屋で料理しているのか実物を見てみたいと言われます。
せっかく約1年も過ごした部屋なので、
もう少し分かりやすく伝えることができないか、と考えました。
というところで、先日の経験が活かされます。
部屋のミニチュアを作って持って帰れば、
「こんな間取りだったんだよ」と説明できそうです。
さっそくFreeCadで間取りを図面化します。
参考になる図は無いので、ひたすら自室を測定して図面に落とし込みます。
所有する3DプリンターはMAXで220mmまでしか作れませんので、
今回は1/50の尺度にしました。
そうすると、長手で175mmです。
連休の余裕を存分に活用し、4~5時間かかって出来上がった図がこちらです。
ミニチュアの図面化は、こだわりと妥協のせめぎあいです。
実際に3Dプリンターで出力したものがこちらです。
こだわった点として、
ハンガーラックと物干しを針金で再現しました。
ベランダ側から覗くと、
リビングの雰囲気が伝わると思います。
ちょこちょこと小人が写り込んでいますが、
残念な事にこの小人さんたちは1/100サイズです。
部屋の尺度と比較すると、半分サイズになっています。
せっかく作ったレオパレスミニチュアに合わせて、
1/50サイズの小人も欲しくなりますね。
ちょっと目を離した隙に小人さんが集まってきました。
問題です。
この部屋には何人の小人がいるでしょうか。
正解はこちらです。
↓
↓
↓
↓
↓
全部で6人が集まっていました。
ベランダに居る人を見るとわかりやすいですが、
サイズが部屋にくらべて半分の小人なので、
物干しに全然手が届かないです。
今日もこんな作り物をして、部屋に置物を増やしてしまいました。
しばらくはこのミニチュアレオパレスを見てニヤニヤする日が続くと思います。
ところで、今回の主目的である、間取りの伝え方。
スケッチや写真、動画が一般的かと思いますが、
ミニチュア模型という手段もあるようです。