昨晩やっと単身生活を終えて自宅に帰ってきましたが、
娘その一からすぐさま注文が入りました。
「生姜(の佃煮)は!?」
過去2回、単身生活で生姜の佃煮を作って自宅に送っていました。
グランマ(義母)が作る生姜の佃煮が娘の好物で、
どうせなら自分も作ってみたいと思ってチャレンジしたものでした。
私が作ったものも合格点に達するものだったらしく、
今後も作り続けてよいらしいです。
・・・にしても、
1年ぶりにちゃんと帰ってきた父親は、
父親そのものとしての存在より、
「生姜の佃煮を作れる人物」として価値が生まれていたようです。
・・・それもよかろう。
理由はどうであれ、
求められるうちが華。
ご期待に沿えるよう全力を注ぐ所存であります。
ということで久しぶりの帰宅から一夜明けて、
本日の業務はこちらです。
・生姜の佃煮をつくる
まず材料が必要です。
佃煮には普通の生姜ではなく「新」生姜がいいようですが、
数件まわってもなかなか見つかりません。
先日までの単身赴任先は生姜の特産地だったので、
当たり前のように新生姜が並んでいました。
その状況に慣れてしまっていて、
新生姜が見つからない、という状況が想定外でした。
どうにか買えるところを見つけて、ほかの材料も揃えて、
やっと調理に取り掛かれます。
新生姜と干ししいたけ、鰹節。
その他に大量の砂糖と、お酢や醤油などです。
いつものIHクッキングヒーターではなく、
ガスコンロでぐつぐつ煮ます。
これまでは単身赴任先で作って発送していたので、
娘たちの目の前で作るのは初めてです。
せっかくなので、作りたての佃煮味見セットを用意してみました。
作り立ては今しか食べられないぞ!と押し売りして、
娘その一とその二に提供しました。
「熱い」「美味い」「辛い」だそうです。
いつもと同じ分量で作っているつもりですが、
今回はかなり辛味が強かったらしいです。
一応、及第点はもらえましたが、
たった4~5回の経験で出来る気になってはいけません。
天狗になってはいけません。そういうことです。
また次に作るとき、辛味を抑えることを考えて取り組みたいと思います。
でも、繰り返し作るほどに希少性が失われます。
飽きられたら、私の価値はどこに?
ジレンマです。